序章 婚星の路
第1章 悪夢の檻
第2章 白亜の館
第3章 花弁の湯
断章 絶海の孤
第4章 月夜の光
第5章 混濁の庭
第6章 暗晦の道(前)
第6章 暗晦の道(後)
第7章 群羊の空
第8章 泥濘の澱
第9章 薄闇の嵐
第10章 怨讐の環
第11章 天秤の貨(前)
第11章 天秤の貨(後)
第12章 赤土の丘
外章 天蓋の島
鉄の棘を冠した館の中には、
水と緑の豊かな庭園が広がる。
食堂では城で饗されるような
豪華な料理が豊富に供され、
大きな浴場には花びらが浮き、
個室には風呂が備わっている。
戦争の末に見た、
悪夢の続きにわたしは漂う。
今日も庭にハンドベルの音が響き、
蝶が番を求めて舞い、星鳥が噂話を囀る。
赤土の丘に建つ『夜の館』には、
幾人もの男が出入りをし、
幾人もの女が生活を共にする。
わたしは仕事を与えられ、
金髪の少女の背中を追った。
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孤児となって生き延びた王女と、
娼館で暮らす少女たちの物語。
※本作はフィクションです。
※対象年齢は15歳以上(R-15)です。
作中には悪感を与える表現が含まれます。
あらかじめご理解をお願いします。
※残酷描写・暴力・未成年者の飲酒・
売春などの表現が含まれます。
※法律・法令に反する行為を
容認・推奨するものではありません。
※ルビ(ふりがな)・挿し絵・記章無しver.