●前回のおさらい●
倉津君を元の世界に戻す方法を思い付いた様子のヒナちゃん。
そして、その方法を試すと同時に、倉津君の意識が薄れて行ったまでは良かったが。
その際、お別れの挨拶みたいに放ったヒナちゃんのコンパチが、思いの外、威力が高すぎて……
「おいおい、ボンクラ。『なんじゃこりゃあ』は、コッチのセリフだ、この糞ボケ。テメェ、人が朝から働いてるって言うのに、なにを優雅に、夕方までグ~スカピ~スカと寝てやがんだ?マジでブッ殺すぞ」
「えっ?えっ?えっ?あれ?なんだなんだ?ヒナは?ヒナはどこ行った?」
「んあ?オマエさぁ。一体、誰の話しをしてんだ、このクラゲ頭だけは?夢の中で、女とランデブーでもしてたのかよ?」
「うん?崇秀?」
「あぁ、見ての通り、崇秀だが」
うん?なんでオマエが居んねん?
「あれ?崇秀?うん?あれ?ヒナは?ヒナはマジで何処に行った?」
「いや、だから、誰だよ、それ?さっきから誰の話をしてるんだよ、オマエは?」
「いや、だからだな。ヒナがオマエで、オマエがヒナだ。……って、あれ?」
「なぁ、倉津よぉ。そろそろマジで救急車とか呼んだ方が良いか?つぅか、寝ぼけるのも大概にしろよな」
ゆっ、夢?
ひょっとして、あのヒナとの会合は全て夢だったって言うのか?
そして俺は、まさかまさかの、手塚治虫大先生が禁じたと言う、伝説の『夢オチ』まで盛大にやらかしてしまったとでも言うのか!!
オイオイオイオイ、なんてこったい!!
マジで最悪だよ……俺が。
(↑世界一やっちゃいけない粗悪なオチ)
***
次回予告。
……っとまぁ、この奇妙な出来事が発端に成って。
実は、新シリーズがスタートしたって悪い噂があるんッスけどね。
これは、余りにも無茶が過ぎると思っちゃう訳なんですが……みんなは如何なものでしょうか?
俺には、なんらかの悪意しか感じねぇんですが。
それ故に、これも、所詮は悪夢の序章でしかなく。
決して、夢オチなんかでは無かったりするんでござんすよ。
もぉマジで悪夢としか言い様がねぇよ。
そんな訳で次回。
『Take a trip to two-world and back』
「2つの世界を行き来する者」
……を、お送りする訳なんだがな。
ほらな、ほらな。
もぉタイトルからして、胡散臭くも、キナ臭い匂いだけがプンプンしてるだろ。
これ、絶対にアカン奴やん。
もぉ誰かがこんな仕打ちを考えてるのか知らねぇけど、ホラー小説の読みすぎなんじゃね?
【ちょっとだけ役に立つかもしれないオマケコーナー♪】
今回の更新。
最後のオチを伏せる為だけに、あまりにも短い文章になってしまいましたので。
読んで下さった皆さんには謝罪の意味も込めまして、少しだけ文章を書くにあたって役に立つかもしれない【このオマケコーナー】で情報を提供したいと思います。
では、それが何かと言いますと。
本編でも書かせて頂いた【カクテルの由来や、その意味】についての纏めを公開しようと思いますです♪
まぁ勿論、これ自体は必要ある人もいれば、必要ない人もいると思われるので。
『なにかのお役に立てば、ご喝采』ってな感じではあるんですがね(笑)
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●コープスリバイバー…「死んでもあなたと」
●ブラッディメアリー…「断固として勝つ」
……ってな感じでございますね。
勿論、この他にも、色んな意味を持つカクテルがあるのですが。
比較的、文章内で使いやすいものをピックアップさせて頂きましたので、良かったら、是非、使ってみて下さいねぇ♪
(*'ω'*)b
最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございますです♪<(_ _)>
これにて第一章・第九十三話『What(なにこれ?)』はお仕舞に成るのですが、如何でしたでしょうか?
まぁ正直言えば、私自身もかなり無茶な事をしてると言う自覚はあるのですが。
現代社会で普通に生活していても、おかしな事(ホラーな展開)が起こるかもしれないので、これは現代ものを書く上での特権ではないかと考えましてね。
なら、それに伴って、音楽物を書いていても【ホラー要素を入れても良いんじゃないかなぁ?】なんてアホな事を思い、此処に至った訳です。
現実的な話をするにしても【ホラー物と言うのは現代ものに偏ってる事が多い】ですしね(笑)
なので、現代ものを書いてる以上。
いつ何時、こういうホラーな展開が起こってもおかしくはないと思いますです。
……かなり強引な言い訳ですが(笑)
さてさて、そんな中。
次回から始まる第一章・第九十四話【『Take a trip to two-world and back(2つの世界を行き来する者)】では、これが夢落ちではなかったことを証明していきたいと思いますので。
良かったら、また遊びに来て下さいねぇ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
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