草ww破滅部部室にて
〈一星〉さあて、帰るか
と、一星は剣道がおわり、着替えて帰ろうと下駄箱に行き、下駄箱をあけると、一通の手紙が入っていた。
〈一星〉ん?なんだこれ?
手紙の後ろには、一星くんへと書いてあった。
〈一星〉もしかして?ラブレターか?
〈椿〉ん?おっ!よう!一星じゃねえけ!なに、見てんだ!?
そこに椿がやってきた。
〈一星〉うわっ!びっくりした!椿か!
〈椿〉ん?なにそれ?一星くんへって書いてあるけど、もしかして、ラブレターか!?
すげーな!モテモテやん!見ないのか?
〈一星〉え?いや、でも
〈椿〉いいから!見てみろ!
と、一星はしぶしぶ手紙を読んだ。すると、放課後、
美術室の裏に来てほしいとあった。
〈椿〉おお!美術室の裏だって!いってこいよ!
〈一星〉わかった、美術室の裏な
そういうと、椿と別れ、美術室の裏に向かった。美術室の裏に着くと、一人の女性が待っていた。
〈一星〉あの...
待っていたのは、隣のクラスの有だった。有は、この胸の高鳴りはもう抑えられなく、一星に告白をした。
〈有〉あ、一星くん。来てくれてありがとう。実は、私、一星くんのこと、好きなの!
〈一星〉え?本当に?
〈一星〉そっか、でも、ごめん
〈有〉え?なんで?他に好きな子いるの?
〈一星〉いや、いないけど、今は無理だ。剣道もあるし、部活掛け持ちもしてるし、君の事もよくしらない、今のおれに彼女は...
〈有〉そっか、わかった、でも、一星くん!私諦めないから!本当に、一星のこと、好きだから....
〈一星〉わかった。ありがとう。じゃあ、もういくね、友達待たせてるし、気持ちは嬉しかったよ、本当に、ごめんね
〈有〉ううん!いいの!じゃあね!
そういうと、一星はその場を去ろうとした。
〈有〉一星くん!
〈一星〉ん?どうした?
〈有〉あの...BGF!頑張ってね!応援、するから!
〈一星〉おう!ありがとう!またな!
一星は、お礼を言って、有と別れ、帰って行った。
この話は、親友・椿しか知らない切ない話である。
一星は、帰り、椿と帰ると、いつもより無口だった。
一星は、胸がドキドキして、恥ずかしかったと、言っていた。
ー 18 切ない恋 ー 続く
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