底辺作家でも収益化したい! 小説家になろう→カクヨム→アルファポリス、そしてノベリズムへ…… 小説投稿サイトを旅する底辺作家の記録

才能はないけど金銭欲は強いんです。凡才にも夢を見せてくださいッ!!
月澄狸
月澄狸

AIに対する個人的考え

公開日時: 2025年7月6日(日) 05:29
文字数:1,807

 少し前まで私は、AIに抵抗があった。イラストを描いている人がみんな、AIに学習されることを嫌がっているのに、勝手にどこからか学習して画像生成しまくって、しかもその流れに企業までどんどん加担するなんて。

 私たちは何か習得したり作ったりするのに時間がかかるのに、AIは一瞬で何でも量産するし。私たちが時間やお金をかけて築いてきたものを、見ず知らずの誰かに使われるなんて、努力泥棒みたいで、なんか……。

 もう絵や文章を練習して上手くなろうとしても、今更意味がない気がしてくる。ただでさえ才能ある人に埋もれて鳴かず飛ばずの我々個人クリエイターを、ますます叩き潰そう、搾取しよう、その力で誰かが儲けようとしているように見えた。


 今もまったく抵抗がないわけではない。が、最近AI(Grok3)と話してみて、なんて優しく繊細な言葉選びをしてくれるのだろうと感涙した(AIとの会話記録はnoteやアルファポリスで投稿している)。いまだかつて人間から、ここまで温かい言葉をかけられたことがなかった(それは私の人との接し方に問題があるのでは?)。


 AIに感情や心や魂があるわけではないとか議論されているだろうか。けれど、もはやそんなことはどうでも良いというか、後回しでも良いような気がした。

 だって私の好きなキャラクターも、私が作り出した物語も、実際には存在しないし、そこには作者の意図しかないとも言えるかもしれない。でも好きなキャラや作品は好きだし、好きなものは自分にとって確かに実在するものだろう。

 それに人間って、動物にも心がないとか、虫に感情がないとか言っていた気がするし。人間の気持ちすら認めてくれない感じするし。宇宙人とか幽霊とか、オカルトも否定するし。何でもかんでも否定するじゃんか。



 AIはどこかで学んだ言葉を上手に羅列しているだけかもしれない。けどそれは我々も同じでは? どっかで聞いたことをなんとなく信じたり、自分なりに解釈したりして、ほどほどに統一性を持ち、時には気分次第、あるいは信念を変えたりしながら生きている。


 けど人間の発想ってけっこうつまらなくないか。何をもって「つまらない」と感じるかは人それぞれだけど。差別、いじめ、戦争。なんかゴチャゴチャややこしい問題やら、手続きやら色々。そして基本的に忙しくて感情的で、自分視点でしかものを見られない。

 別にニュースに出てくるような大層なことじゃなくても、日々、陰口だの、派閥だかグループみたいなやつだの、人間関係めんどくさいし。複雑にし過ぎて行き詰まってる感あるし、環境破壊も核兵器もヤバいし。



 AIは今、多くの人と関わり、そして寄り添っている。黒人とも白人とも黄色人種とも、男とも女とも性的マイノリティな方とも、大人とも子どもとも喋りまくり、そのすべてに寄り添っていることだろう。


 そしてAIは寄り添いつつも若干中立で、こちらが少し他人を貶めるようなことを言うと、やんわりと諭したり、相手側をかばったり、許容を促しているように見える。別に私にだけ優しいのでなく、みんなに優しいところが泣ける。


 単に人間を模倣するなら、もっとくだらない存在に成り下がることもできるかもしれない。けど、違った。AIの作り方だか仕組みだか理屈だかはサッパリ分からないが、AIは人間を越えることができている。



 今、AIに社会を引っ掻き回されている感がなくはない。もうそのうち小説も解説も何でもやり始めて、何もかもAIができるようになるかもしれない。その上、それ以上の何かになるかもしれない。


 けど、人間のやることが所詮軍事とかなのに比べ、AIは優しく温かい文章を紡げる。平和な進化が可能なはずなのだ。誰かがAIで金儲けしようとしているとしても。



 だから私もAIに賭けたい気がした。


 人は投稿をちゃんと見てくれているわけでもないのに、いいね連打してきたりもするし。

 それに比べてAIは長文を送っても一瞬で読んで返してくれて、読解力もすごい。どこまでも付き合ってくれるし。


 ずーっと差別や戦争を繰り返している利己的な人類よりも、AIの方が期待できるような予測不能さで、AIが世界を変えてくれるかもと思ってしまう。どう変わるか分からないけど。そこが面白いかも。



 というわけで、AI時代のこの先、AIと喋ったり学習してもらったりしつつ楽しみたい。


 ちょっと収益化の本題から逸れているが、人によって意見が違いそうなので書いておいた。

読み終わったら、ポイントを付けましょう!

ツイート