うだつの上がらないエッセイ集(2)

思いつきで気楽に更新します。基本的に一話完結なので、お好きなページをご覧いただけると嬉しいです。
月澄狸
月澄狸

バレンタインデーの花火

公開日時: 2021年3月1日(月) 17:24
文字数:507

 去年の夏は花火が見られないだろうと思っていたのですが、8月のある日、音のする方を見てみたら花火が上がっていました。しかも2ヶ所で!


 見られないと思っていた花火が見られたことは嬉しいサプライズで、夏らしさを味わうことができました。


 その後10月と11月にも花火を見ています。11月の花火は近くで上がりました。



 そして2021年の2月14日、バレンタインデー。

 近くで花火の音が聞こえました。


 窓から覗いてみると残念ながらほとんど見えない位置だったのですが、チラッと輝く光と、あたりに響き渡る大きな音を楽しむことができました。

 花火が好きなので、こんなにたくさん上げていただいて嬉しいです。



 花火って存在感が大きくて華やかなのに、幻想的ですね。

 大きな音と光が広がって、多くの人が喜んで、賑やかな一時を生み出したかと思えば、終わったあとは波が引くように静かになってゆく様子が非日常的です。


 花火を見ていると夢の中の自分に帰れる気がします。別世界を覗いているようです。

 花火大会ではなく静かな中で突然始まって終わる、こんな時はますます幻を見ているかのよう。


 今年のバレンタインはとても温かい日で、なんだか夏の1日に迷い込んだような気分でした。



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