世の中には「上手くなる」ための情報が溢れています。
「上手くならないといけない、私は下手だ」と思っている人も多いかもしれません。
けどこの「上手さ」って何だろうな~と、今ぼんやり考えています。
マンガで言うと。
「棒人間二人が喋っている」という絵であっても、私の場合、面白ければ面白いと感じる気がします。描き分けは棒人間であっても、頭にリボンを付けるなり髪型を尖らせるなりすればできるはず。
ギャグの場合個人的に、絵が美麗であるよりは雑な方が、笑いを誘う気もします。
また、ハートフルなストーリーであっても、私はそこまで、絵の描き込みとかは求めていない気がします。絵の圧倒的な美しさに惹かれるのは、マンガより、一枚絵のような。
あ、でも1枚絵でも……。
「この構図、色使い、発想が好き!」って、自分の基準で絵を好きになるので、ラクガキみたいなものでも好きなものは好きだと思います。
文章であっても。
あまりに文章として成り立っていなければ読みにくいですが、喋り言葉のようなザクッとした文章で、ところどころ日本語が間違っていたとしても、面白いものは面白いと思います。逆に完璧な文章だったとしても、内容に興味がなければ読みません。
私はマンガでも小説でも映画でも、選ぶものの好みがわりと決まっています。人外萌えなので、「人ならざるもの」が出てくる話を好みます。
ただ、人間離れした感覚が好きなので、人間離れした人間のストーリーと、人間くさい妖怪の話があったら、人間離れした人間のストーリーを選ぶかもしれません。
しかしこうやって語ってみても、結局自分の好みは言葉では説明できなくて、例外がいっぱいあります。
ただやっぱり、求めているのは「上手さ」じゃなくて「面白さ」な気がする……。
練習に時間をかけて、書き込まれたものを数年かけて作るか。
雑でも毎日投稿するか……。
今は後者の人も多い気がしますね。ただ、雑なものを多く投稿されているとしても、本気を出して時間をかければ上手なものを作れる方ばかりなのかもしれませんが。「雑」と「下手」は違うのか……。
とにかく作品を作りたいなら作らなければ、作品は1つもできませんね。当たり前ですが……。
私は「上手くない」のがコンプレックスですが、急に上手くなるわけでもなし、下手でも何でもとりあえず作るしかないよなぁと思いました。(ずっとそんなこと言いつつ万年スランプかも?)
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